錦織8強入り!「怪物サーブ」カロビッチに貫録ストレート

[ 2016年9月6日 07:23 ]

2年ぶりの8強進出を果たしガッツポーズする錦織圭(AP)

 テニスの全米オープン第8日は5日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス4回戦で世界ランキング7位で第6シードの錦織圭(26=日清食品)は同23位で第21シードのイボ・カロビッチ(37=クロアチア)と対戦。6―3、6―4、7―6でストレート勝ちし、2年ぶりの8強入りを果たした。

 身長2メートル10、1回戦では大会最多記録61本のサービスエースをマークしビッグサーバーを相手に錦織は第1セット、自身のサービスゲームを確実にキープすると、2―1の第4ゲームでブレークに成功。そのまま6―3で押し切った。

 続く第2セットは第1ゲームでいきなりブレークに成功。その後はブレークのチャンスはなかったものの、自身のサービスゲームを4度もラブゲームでキープする安定した高かいぶりをみせ、このセットを6―4で奪った。

 第3セットは互いにサービスゲームをキープする展開。第5ゲームのブレークチャンスを逃した錦織は第9ゲームで相手にダブルのセットポイントをしのぐと、タイブレークに持ち込んで、一気にギアアップ。いきなり6連続ポイントで主導権を握り、そこから反撃を許したものの7―4で決着をつけた。

 これでカロビッチとの通算成績では2勝2敗となった。準々決勝ではアンディ・マリー(英国)とグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と対戦する。

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