日馬富士、稀勢下した一番振り返る「土俵の神様が許してくれるか」

[ 2016年7月25日 10:39 ]

優勝から一夜明け、笑顔で記者会見する横綱日馬富士

 大相撲名古屋場所で8度目の優勝を飾った横綱・日馬富士(32=伊勢ケ浜部屋)が25日、名古屋市内の宿舎で千秋楽一夜明け会見を開いた。

 優勝を決めた24日は、深夜まで「久しぶりに本当においしいお酒を飲めました」と祝宴。この日の朝も笑顔を絶やさず上機嫌だった。

 綱とり場所だった大関・稀勢の里を13日目に下し、単独トップに立った一番には「10代の頃から一緒に稽古をしている。土俵の神様が許してくれるか。その時、その時で運があるので」と振り返った。

 現在32歳とベテランの域に入った日馬富士。今後については「横綱の役目は続けること。土俵に上がって感動を与えたい」と長期現役に意欲。その一方で「頭からつま先までケガだらけ」と苦笑いしていた。

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2016年7月25日のニュース