高安初の技能賞 11勝で大関獲りへ足がかり

[ 2016年7月25日 05:30 ]

三賞の(左から)殊勲賞の嘉風、敢闘賞の宝富士、貴ノ岩、技能賞の高安

大相撲名古屋場所千秋楽

(7月24日 愛知県体育館)
 名古屋場所の三賞選考委員会が開かれ、12勝3敗で優勝争いに加わった貴ノ岩が初三賞となる敢闘賞を受賞した。白鵬から金星を挙げた宝富士も敢闘賞で初三賞。日馬富士を破るなど10勝した嘉風は2度目の殊勲賞、11勝を挙げた高安は初の技能賞に輝いた。三賞受賞4人は昨年秋場所以来。

 初の技能賞の高安は「この賞は獲るのが難しいと言われていたので評価していただいてありがたい」と感謝の気持ちを口にした。「立ち合いとまわしを取ってからの動きが良かった」。小結で初めて勝ち越し、来場所は新関脇となる見込み。「次の場所も成績を伸ばして上がっていきたい」。11勝を足がかりに大関獲りを目指す。

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2016年7月25日のニュース