内村「気持ちも体もいい」 8・6予選へ本番モード、大技次々成功

[ 2016年7月25日 11:25 ]

鉄棒の練習をする内村航平

 リオデジャネイロ五輪の体操男子で3大会ぶりの団体総合金メダルを目指す日本代表が24日、事前合宿地サンパウロ近郊での練習を報道陣に公開し、主将でエースの内村航平(コナミスポーツ)は「時差ぼけもなく、気持ちも体もいい状態。何も考えずにできている」と手応えを語った。5日間の合宿を25日に打ち上げ、26日にリオ入りする。

 前日までの肌寒さが和らぎ、内村は予定を1日早めて8月6日の予選を想定した本番モードの演技に臨んだ。跳馬は大技「リ・シャオペン」、鉄棒は「カッシーナ」などの離れ技を次々と決め、順調な調整ぶりを印象付けた。練習後は体操を習う地元の子どもたちと交流し、記念撮影やサインの求めに笑顔で応じた。

 初代表の白井健三(日体大)は得意の床運動や跳馬を精力的に確認。跳馬は新技「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」を成功させる場面もあり「しっかり動けている」と充実感を漂わせた。(共同)

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2016年7月25日のニュース