内村、ロシア除外見送り歓迎「違反ない選手が出られないのはおかしい」

[ 2016年7月25日 09:55 ]

 リオデジャネイロ五輪からのロシアの全面除外が見送られた件について、五輪を前にサンパウロで調整している体操男子の内村航平(コナミスポーツ)は24日、「違反していない選手が出られないのは絶対におかしい。(今回の決定に)なってよかった」と歓迎した。

 ロシア選手が出場すれば、体操界のクリーンさを証明することにもなるとの考えも示した一方、「ドーピングした選手は何年間かの禁止でなく、永久に出られなくなっても文句は言えないはず」と厳格な処罰を求めた。

 国際体操連盟(FIG)理事を務める渡辺守成日本協会専務理事は「FIGはドーピング違反を犯していない選手まで参加停止とすることに反対の立場を示しており(今回の決定には)私も賛成」と理解を示した。(共同)

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2016年7月25日のニュース