新城 4年ぶり2度目の敢闘賞!終盤まで逃げ赤ゼッケン手に

[ 2016年7月8日 03:17 ]

敢闘賞を獲得し、赤ゼッケンを手にした新城幸也(AP)

 世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは6日、フランスのアルパジョンシュルセールからモントーバンまでの第6ステージ(190・5キロ)が行われ、新城幸也(ランプレ・メリダ)が2012年の第4ステージ以来、2度目の敢闘賞を獲得した。

 この日は序盤からヤン・バルダ(チェコ)とともに先頭を走る展開。残り21キロで集団に吸収されステージ132位に終わったものの、「最も勇敢な走りを見せてくれた選手に与えられる」敢闘賞に輝いた。総合では143位から137位に順位を上げた。

 新城はリオデジャネイロ五輪の男子ロード種目の代表。今年2月のツール・ド・カタールで落車して左大腿骨を骨折。リハビリを経て、2年ぶり6度目のツール・ド・フランスに出場となった。だが、は第1ステージに続き第5ステージでも後ろから他の選手に突っ込まれて落車、「第1ステージでけがした指にまた痛みが出てしまった」と語っていた。

 ステージ優勝はマーク・カベンディッシュ(英国)が4時間43分48秒で制し、今大会3勝目。総合ではグレグ・ファンアバマート(ベルギー)が首位を守った。

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