男子バスケ リオ消滅…田臥出し切った「先につながる大会」

[ 2016年7月8日 05:30 ]

リオ五輪世界最終予選のチェコ戦で、厳しいマークを受ける竹内譲(日本バスケットボール協会提供)

 バスケットボール男子のリオデジャネイロ五輪世界最終予選セルビア大会第3日は6日、ベオグラードで1次リーグ最終戦が行われ、日本はチェコに71―87で敗れ、2戦2敗のB組最下位で敗退し、五輪出場を逃した。世界ランキング48位の日本は同42位のチェコに序盤からペースを握られ、35―48で前半を終えると、後半も点差を詰めることができなかった。

 世界の壁は予想通りに高く、分厚かった。格上のチェコに敗れ、五輪出場を逃した長谷川監督は「リオがなくなったのは事実。(次へ向けて)一歩ずつ上がるしかない」と冷静に受け止めた。平均身長2メートル1と日本より8センチ高い相手に、守備で苦しんだ。それでも、3点シュート5本を決めた18得点の辻や、リバウンドでも健闘した2メートル3の渡辺らを中心に最後まで食い下がった。35歳の田臥は「出し切った。悔しい結果だが、先につながる大会になった」とチームの将来を見据えた。

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2016年7月8日のニュース