白鵬 元琴光喜長男に稽古「将来は横綱、大関間違いなし」

[ 2016年7月8日 05:30 ]

白鵬(左)は、元琴光喜の田宮氏(右)と稽古に参加した田宮氏の長男・愛喜くんと記念撮影

 大相撲の横綱・白鵬(31)が7日、名古屋市緑区の宮城野部屋で、名古屋場所(10日初日、愛知県体育館)に向けた本格的な稽古を終えた。6日は稽古相手に考えていた他の部屋の関取の状態が万全でなかったため出稽古を断念したが、この日は友綱部屋の力士が出稽古に訪れたため、関脇・魁聖らと15番(13勝2敗)みっちりと汗を流した。「(6日は)ちょうどいい間になった。昨日より今日、今日より明日という感じ」と出稽古断念もプラスに捉えた。

 当面の目標は残り13勝に迫っている通算1000勝。七夕の短冊を渡されると「夢 1000勝」としたためた。「願いを込めて、この漢字(夢)を書きました」と史上3人目となる大記録への思いをはせた。

 この日は元大関・琴光喜の田宮啓司さんの長男・愛喜(あいき)くん(7)が稽古に参加。白鵬は自身の稽古終了後に胸を出し「体も顔つきもお父さんそっくり。将来は横綱、大関間違いなし」と太鼓判を押した。夢を抱く少年を育てつつ自らの夢もかなえる。37度の優勝を誇る横綱は余裕たっぷりに本場所に臨む。

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2016年7月8日のニュース