リオ五輪のメダルを発表 環境配慮、水銀使用せず

[ 2016年6月15日 10:05 ]

 リオデジャネイロ五輪・パラリンピック組織委員会は14日、環境保全に配慮した両大会のメダルを発表した。金メダルの素材となる金は、採取に当たり環境汚染が問題になる水銀を一切使わなかった。銀、銅のメダルは、30%が再生素材で製造された。

 五輪のメダルには大会ロゴと月桂樹の葉がデザインされ、もう一方の面には伝統に従い、アテネのパナシナイコ競技場と勝利の女神「ニケ」の図柄があしらわれた。

 パラリンピックのメダルは、振ると音が鳴る仕組みになっている。音の大きさで金、銀、銅を区別できる。

 「新しい世界」の大会スローガンも発表された。式典に出席した国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は「南米初の五輪へ最後のカウントダウンが始まる」とあいさつした。(共同)

続きを表示

2016年6月15日のニュース