シャラポワ 2年間の資格停止不服でCASに提訴

[ 2016年6月15日 05:30 ]

マリア・シャラポワ(AP)

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は14日、女子テニスで元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(29=ロシア)が、国際テニス連盟(ITF)からドーピング違反で科された2年間の資格停止処分を不服として提訴したと発表した。

 裁定は7月18日までに出る見通し。4大大会通算5勝のシャラポワは、1月の全豪オープンで禁止薬物のメルドニウムに陽性反応を示したことで処分を受けたが、今年から禁止薬物に指定された事実を知らなかったと主張。処分の取り消し、ないしは期間の短縮を求め「違反は故意でなく、2年間の不当に厳しい処分は受け入れられない」との声明を出していた。

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