美香、リオへ松山から刺激…一緒にゴルフ&飲食「技術面凄いな」

[ 2016年6月9日 05:30 ]

笑顔を見せる宮里美香

 女子ゴルフの米ツアー、メジャー第2戦「全米女子プロ選手権」は9日、ワシントン州サマミッシュのサハリーCC(6624ヤード、パー71)で開幕する。リオデジャネイロ五輪の激しい代表争いの渦中にいる宮里美香(26=NTTぷらら)は7日、会場で最終調整を行った。ポイントの高いメジャーで世界ランクを上昇させ、親交の深い松山英樹(24=LEXUS)を刺激にリオ行きを誓った。

 苦しい戦いも、活力があれば頑張れる。五輪代表争いの真っただ中にいる宮里美にとって、松山の存在がそれに近い。以前から親交がある2人はともにオープンウイークだった先々週、オーランドで合流。「ゴルフもしたしご飯も食べたし、飲みもしたよ」とキャディーやトレーナーらを交え、じっくり同じ時を過ごしたという。「技術面が凄いなと感じるし、見ているだけで刺激になる」と2歳年下からパワーをもらった。

 前週のショップライト・クラシックでは最終日に64のビッグスコアを出して、今季初のトップ10入りとなる6位と復調気配。「先週みたいなゴルフができれば」。ポイントの高いメジャーで世界ランクを上げ、宮里(世界ランク40位)、大山志保(同41位)、渡辺彩香(同43位)らによる五輪の2番手争いに終止符を打つ。

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