ナイキ社 シャラポワとの契約継続へ「再びコートでの活躍を希望」

[ 2016年6月9日 10:03 ]

マリア・シャラポワ (AP)

 スポーツ用品メーカーのナイキは8日、国際テニス連盟(ITF)から2年間の資格停止処分を科されたマリア・シャラポワ(29=ロシア)との契約を今後も継続する意思を明らかにした。

 シャラポワは1月の全豪オープンのドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示し、暫定的に資格を停止されていたが、同日にITFから正式な処分が下された。シャラポワは「2年間は厳しすぎる」として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を表明している。

 シャラポワの主要スポンサーの一つであるナイキ社は、禁止薬物の使用発覚後、契約を一時凍結していたが、「ITFは意図的に規則違反を犯したわけではないと判断した」といった事実を踏まえた上で、契約の継続を表明。「再びコートでマリアの姿が見られることを希望している」と声明を発表した。

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2016年6月9日のニュース