吉田監督「早く俺に追いつけ」高藤&海老沼に「金」指令

[ 2016年6月9日 05:30 ]

所属先の壮行会に出席した(左から)高藤直寿、吉田秀彦監督、海老沼匡

 リオ五輪の柔道男子60キロ級代表の高藤直寿(23)と同66キロ級代表の海老沼匡(26、ともにパーク24)が8日、都内で行われた所属先の壮行会に出席した。

 92年バルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦監督は「早く俺に追いつけ」と金メダル獲得指令を出した。吉田監督は「2人は同じ道場出身で縁もある。僕たちみたいになれば一番いい」と同じ講道学舎出身の古賀稔彦氏とそろって金に輝いたバルセロナの再現を期待した。

 高藤が先陣を切り、その翌日に登場する海老沼は「高藤選手とは関係が深い。どんな形でも前の日に頑張ってくれれば、僕にもプラスになる」とダブル金メダルに照準を定めた。

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2016年6月9日のニュース