高橋&藤沢  リオへ加湿器持参!世界選手権体調不良で惨敗…

[ 2016年5月11日 05:30 ]

 リオデジャネイロ五輪の陸上競歩男子20キロ代表・高橋英輝(23=富士通)、藤沢勇(28=ALSOK)が10日、世界競歩チーム選手権の行われたローマから成田空港に帰国した。現地は寒暖差が激しかったことに加え、湿度が低く乾燥しており、高橋は試合前に風邪気味に。ゴール前で転倒して12位に沈むと、レース後は38度5分まで熱も上がり、空港でせき込むシーンも見られた。

 「5位以内を目標にしていた。まさか入賞すらできないとは思っていなかったので、悔しい」。69位に終わった藤沢とともに痛感したことが、体調管理の難しさだ。「環境への対応とか、準備をしっかりしないといけない。日本と同じ環境にすることが大切」と高橋は言う。今大会の反省を生かし、リオには加湿器を持ち込む予定。メダル獲得へ、もう過失は許されない。

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2016年5月11日のニュース