大栄翔ぶ然…大砂嵐手つき不十分 一度は白星も取り直しで黒星に

[ 2016年5月11日 05:30 ]

大砂嵐が大栄翔を寄り倒しで破る

大相撲夏場所3日目

(5月10日 両国国技館)
 相手の手つき不十分のため、大栄翔が3連勝を逃した。

 大砂嵐戦ははず押しから押し出したが、友綱審判長(元関脇・魁輝)は立ち合いで大砂嵐の手がついていないとして、やり直しの声を上げていた。それに気づかず、勝ち名乗りを受けようとしたが、まさかの“もう一丁”。2回目は右四つから寄り倒された。「(1回目で)成立したと思った」と大栄翔はぶ然とした表情。大砂嵐も「負けたと思った」。友綱審判長は立ち合いの手つきについて「みんなの意識がそっちに向くように根気よくやるしかない」と今後も厳しく注意していく考えだが、一方で「(大栄翔が)かわいそうというのはある」とも話した。

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月11日のニュース