稀勢の里、初V&綱へ好発進 立ち会い狙い通り「よかった」

[ 2016年5月9日 05:30 ]

寄り切りで妙義龍(左)を下す稀勢の里

大相撲夏場所 初日

(5月8日 両国国技館)
 先場所13勝の大関・稀勢の里は好調をキープしている。妙義龍戦は最初の立ち合いで突っかけたが、2度目はすぐに左四つでつかまえ、土俵際では腰を下ろして危なげなく寄り切った。

 「(立ち合いは)慌てなかった。当たり負けしないようにと。よかったと思います」。この日の朝稽古では立ち合いの当たりを入念に確認したが、狙い通りの白星発進となった。

 横綱昇進のためには相撲内容も大事になってくると話していた八角理事長も「相手の良さを出させない感じだった。踏み込みがよかった」と評価した。初優勝の期待を一身に背負う大関は「一日一日です」と淡々としていた。

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2016年5月9日のニュース