マスターズ開催の名門コース 隣接ゴルフ場から土地買収?

[ 2016年3月2日 18:38 ]

オーガスタ・ナショナルGCの名物ホール、13番(AP)

 ゴルフのメジャー大会のひとつ「マスターズ(4月7~10日)」の開催コースとなっている米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGCが、隣接する別のゴルフ場の土地の一部を買収してコースの距離を伸ばそうとしてることが明らかになった。

 米ゴルフウィーク誌が報じ、それをAP通信が伝えているもので、交渉中であるとされているのはオーガスタ・ナショナルGCの11&12番各グリーンと13番ティーに9番のフェアウェーが隣接しているオーガスタCC。テレビの映像では木々にさえぎられているためにオーガスタCCの9番が映ることはないが、このホールの土地があれば「距離の短いパー5(510ヤード)」となってしまった13番のティー・グランドを後方に下げることが可能とあって名門コース側が目をつけたようだ。(オーガスタGC側はノーコメント)。

 14年のマスターズで優勝したバッバ・ワトソン(37=米国)は最終日に第2打をSWで放っており、グリーン前にクリークがあるとは言え難易度が失せてきた13番。過去に例のない隣接ゴルフ場からの土地買収が“アーメン・コーナー”の問題解決になるかどうかが注目されるところだ。

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2016年3月2日のニュース