日本女子 ドイツに敗れ初黒星も1位通過で決勝Tへ

[ 2016年3月2日 23:40 ]

女子1次リーグ ドイツ戦の3番手で勝利し、迎えられる伊藤美誠

 卓球の世界選手権団体戦第4日は2日、マレーシア・クアラルンプールで行われ、1次リーグB組で世界ランキング2位の日本女子は、グループリーグ最終戦で同7位のドイツと対戦。最終戦にもつれ込む接戦の末2―3で敗れ、初黒星を喫した。

 4勝1敗でドイツ、北朝鮮と並んだが、当該対戦の内容で上回り、1位で通過。1回戦はシードで準々決勝から戦う。

 日本女子の1番手は石川佳純(23=全農)。シルバーアイゼンを寄せ付けず、圧巻のストレート勝ちで先取に成功した。だが、2番手・福原愛(27=ANA)はW杯で逆転負けを喫したソルヤを相手に第1ゲームを接戦の末に落とすと、そのまま0―3で敗れた。

 続く3番手・伊藤美誠(15=スターツ)は3―1で勝利し再びリードを奪ったが、4番手・石川が苦戦。福原を破ったソルヤを相手に第1ゲームを11―9で奪うも、その後2ゲームを連取され、再び追いついた後の第5ゲームを7―11で落とし敗戦。互いに譲らない白熱した試合の行方は、最終戦にもつれ込んだ。

 5番手の福原は、シルバーアイゼンと対戦したが、悪い流れを変えられず1―3で敗れた。

 大会は男女とも6チームずつ4組に分かれて1次リーグが行われ、上位3チームが決勝トーナメントに進む。男子はA組が中国、B組はフランス、C組は日本、D組は韓国、女子はA組が中国、C組はシンガポール、D組は香港がいずれも5戦全勝で1位通過を決めた。

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