TL東芝の広瀬が引退「大義は果たした」指導者の道も

[ 2016年3月2日 05:30 ]

現役引退会見を行ったラグビー日本代表前主将でトップリーグ東芝の広瀬俊朗(左)

 ラグビー日本代表前主将でトップリーグ東芝のSO/WTB、広瀬俊朗(34)が東京都府中市の同社で現役引退会見に臨んだ。トッププレーヤーのまま競技生活にピリオドを打つ決断を下した理由として「昨年のW杯で3勝して帰国したら、ラグビーを取り巻く環境が変わっていた。(目標を)成し遂げられたと思った。一度の人生。次に進みたい」とし「未練はない。大義は果たしたので」と晴れやかな表情で語った。

 今後については「(優先順が)付いていない」といい、社業を行いながら、半年から1年をかけて方向性を探る。指導者やビジネスマンにも興味があるといい、今夏の参院選についても「日本を豊かにすることにつながるならば、もしかするかもしれませんけど」と冗談半分ながら出馬に含み。日本代表監督についても「今は想像できないが、指導者になるなら目標にするかもしれない」と話した。

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2016年3月2日のニュース