女子バスケ シャンソン「不利な判定」と主審提訴「名誉を傷つけられた」

[ 2016年1月26日 12:40 ]

 バスケットボール女子のWリーグ公式戦のシャンソン―デンソー戦で「意図的に不利な判定を下した」として、シャンソン化粧品(静岡市)が主審を務めた男性審判員に約3000万円の損害賠償と新聞への謝罪文掲載を求めて静岡地裁に提訴したことが26日、分かった。同社が明らかにした。提訴は昨年12月28日付。

 同社によると、愛知県豊橋市で昨年11月29日に開かれた試合で、両チームが同点で迎えた終了0・6秒前、副審がデンソーにファウルを宣告。シャンソンはフリースローの機会を得たが、直後に主審が判定を覆して無効になり、同点のまま延長戦に突入、シャンソンは延長の末、59―61で敗れた。

 試合中、抗議を受けた審判団は「ファウルの笛より試合終了のブザーの方が早かった」と説明したという。シャンソンの杉山明宏部長は「名誉を傷つけられた。二度と同じことが起きないようにするため提訴した」としている。

 シャンソンは28日午後に東京都内で記者会見し、提訴の意図やこれまでの経緯を説明する。

続きを表示

2016年1月26日のニュース