錦織 出だし「凄く良かった」もミス続出「何か変えないと勝てない」

[ 2016年1月26日 20:44 ]

ジョコビッチ(右)に敗れ肩を落として引き揚げる錦織(AP)

テニス全豪オープン第9日

(1月26日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 テニスの全豪オープン第9日は26日、メルボルンで行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランキング7位の錦織圭(26=日清食品)は同1位のノバク・ジョコビッチ(28=セルビア)と対戦。3―6、2―6、4―6で敗れた。

 【錦織と一問一答】

 ――試合を振り返って。

 出だしは凄く良かったけど、第1セットの第6ゲームを落としてミスが増えだした。全く相手に関係なく自分のミスだった。ああいうのが出るとトップの選手には勝てない。

 ――ジョコビッチのプレッシャーは感じていた?

 ここまで入らなくなるのは彼が相手というのももちろんあるだろうし、少し焦っていたところもある。もうちょっとじっくり攻めるべきだった。

 ――次の対戦へのヒントはあった?

 頭の中で明確に(イメージは)あるが実行に移せなかった。ロンドンとここで2試合やってチャンスを見いだせない。ふがいないというか、何か変えないと勝てないのかなと思う。

 ――世界1位との差。

 きょうの試合を見るとまだまだある。弱点が内分、どこを攻めたらいいのか試合中に迷うこともある。大事なポイント、ゲームを取らせてくれない。

 ――2年連続でベスト8。

 良いプレーは出ているのであまり落ち込みたくはないが、一番強い選手とはいえ、もうちょっと何かできただろうと思う。自分の力を全部出せていなかった。悔しい。

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