男子・樋口 女子・浅見 単独トップ発進

[ 2015年12月23日 05:30 ]

9番、絶妙なショットでグリーンに乗せる埼玉栄の坂本雄介

平成27年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会第1日

(12月22日 千葉県一宮町 一の宮カントリー倶楽部 男子=6497ヤード、パー70 女子=6229ヤード、パー71)
 男子は樋口匠(東京・立教池袋2年)が8バーディーを奪い、6アンダーの64で2位に3打差をつけ、女子はイーブンパーの71でまとめた浅見優華(東京・堀越2年)が共に初日トップに立った。最終日も18ホールで争われ、男子はシード選手を除く上位47位、女子は19位までが来年3月の全国春季大会(滋賀・瀬田GC)に進出する。

 ≪昨年優勝 坂本53位出遅れ≫昨年の優勝者で日本アマチュアランクでも11位につける坂本(埼玉栄2年)が75で53位と出遅れた。ショットが安定せず「上半身と下半身の動きがバラバラで」と苦笑い。今年は3月の全国大会で2位、日本アマベスト4などの成績を残しているが、来季の飛躍を期し、冬場は体づくり中心のメニューを優先させている影響もありそうだ。3月の全国大会のシード権は持っているが「明日は今の自分の力を全て出したい」と巻き返しを誓った。

 ≪浅見 パット練習の成果≫2バーディー、2ボギーの71で首位発進した浅見は「ショットがぶれて苦しかったけど、パットに集中してパーが取れました」と息をついた。全国大会を目指して苦手のパット練習に時間をかけた結果がトップにつながった。今季は高校選手権、日本ジュニアと全国規模の大会には出場できなかっただけに「2年生最後の大会なので、自分のプレーをしていい結果を出したい」と語った。

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