高木美前半2種目で総合首位 残り2種目には得意1500メートル

[ 2015年12月23日 05:30 ]

女子500メートルの表彰台に立つ(左から)2位の押切美沙紀、1位の高木美帆、3位の菊池彩花

スピードスケート 全日本選手権第1日

(12月22日 長野市エムウエーブ)
 前半2種目を終えて女子は高木美帆(日体大)が80・958点で総合首位に立った。500メートルが39秒00でトップ、3000メートルは4分11秒75で4位だった。3000メートルでトップの菊池彩花が総合2位(富士急)、前回優勝の高木菜那(日本電産サンキョー)が4位。男子は前回王者のウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)が500メートル5位、5000メートル2位で総合首位。中村奨太(ロジネットジャパン)が2位に続いた。

 2種目を終えリードを奪ったのは高木美だった。3000メートルは4位ながら、500メートルで稼いだ貯金が生きて総合首位。500メートルではスタートから一気にスピードに乗り、最初の100メートルは10秒72と、長距離型選手がそろった大会では抜群のタイムをマーク。39秒00の大会新記録で飛び出した。残る2種目には得意の1500メートルが控える。「2つとも納得のいくレース展開にしたい。全力でいきたい」と勝負の最終日に挑む。

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2015年12月23日のニュース