芝田山親方が責任否定 兄弟子暴行で元力士失明

[ 2015年12月23日 05:30 ]

 大相撲の芝田山部屋の元力士が兄弟子の暴行で失明状態になったとして、芝田山親方(元横綱・大乃国)と兄弟子らに約6900万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が東京地裁で開かれた。

 親方が出廷し「本人や他の弟子から暴行の話は聞かなかった」と責任を否定した。訴訟は結審し、来年3月24日に判決が言い渡される。この日は関係者への尋問があり、親方は「(元力士に)外傷はなかった。同じ建物に住んでいるのでトラブルがあればすぐ分かる」と述べた。元力士は「左目の視野の半分以上が真っ暗になった」と訴えた。

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2015年12月23日のニュース