羽生「違う雰囲気の中でいい演技ができたのは収獲」またSP世界最高更新

[ 2015年12月11日 07:52 ]

SPでの記録更新にガッツポーズの羽生
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが10日(日本時間11日)、スペインのバルセロナで開幕。男子のショートプログラム(SP)は史上初の3連覇を狙う羽生結弦(21=ANA)が110・95点の世界歴代最高得点をマークして首位に立った。

 試合後、「すごい緊張していた。日本の方の応援も多かったけど、外国の方々の前で、いつもと違う雰囲気の中でいい演技ができたのは収穫になった。ステップはレベル3だったので、さらに点を伸ばしたいではなく、1つ1つのエレメンツを“完璧だったね”と言ってもらえるように自分を磨いていきたい 」とコメントした。

 11月のNHK杯ではSP、フリーともに世界歴代最高得点をマークし、前人未到の300点超えを果たした羽生。この日のSPでも冒頭の4回転サルコーに成功。続くトーループの4回転―3回転も決め、最後のトリプルアクセルも鮮やかに着氷を決める完璧な演技で自身の持つ記録をさらに4・62点更新した。12日(日本時間13日)のフリーでもさらなる高みを目指していく。

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