羽生、また世界歴代最高得点更新!驚異の110点超えでSP首位

[ 2015年12月11日 06:40 ]

会心の演技を終え、場内の大歓声に応える羽生

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが10日(日本時間11日)、スペインのバルセロナで開幕。日本勢3選手が出場した男子のショートプログラム(SP)は史上初の3連覇を狙う羽生結弦(21=ANA)が110・95点の世界歴代最高得点をマークして首位に立った。

 11月のNHK杯ではSP、フリーともに世界歴代最高得点をマークし、前人未到の300点超えを果たした羽生。この日のSPでも冒頭の4回転サルコーに成功。続くトーループの4回転―3回転も決め、最後のトリプルアクセルも鮮やかに着氷を決める完璧な演技で自身の持つ記録をさらに4・62点更新した。

 ハビエル・フェルナンデス(24=スペイン)が91・52点で2位、金博洋(18=中国)は86・95点が3位。ファイナル初出場の宇野昌磨(17=中京大中京高)は86・47点で4位、村上大介(24=陽進堂)はシーズンベストの83・47点で5位だった。

 浅田真央(25=中京大)と宮原知子(17=関大高)が登場する女子SPは11日(日本時間12日)、男女フリーは12日(同13日)に行われる。

続きを表示

この記事のフォト

2015年12月11日のニュース