山口順当女子シングルス4強 高校生対決制した

[ 2015年12月5日 05:30 ]

女子シングルス準々決勝で勝利した山口茜

バドミントン 全日本総合選手権第4日

(12月4日 東京・代々木第2体育館)
 各種目の準々決勝が行われ、女子シングルスは昨年女王の山口茜(福井・勝山高3年)が川上紗恵奈(福島・富岡高3年)を2―0で下し、4強入りを決めた。奥原希望(日本ユニシス)も大堀彩(NTT東日本)にストレート勝ち。男子ダブルスは4連覇を狙う早川賢一・遠藤大由組(日本ユニシス)が高校生ペアの渡辺勇大・三橋健也組(福島・富岡高3年)に2―0で勝った。

 高校生対決を制した山口が3年連続で準決勝に駒を進めた。第2ゲームは19―20とゲームポイントを握られたが、そこから3連続得点で競り勝った。「目の前の1点を冷静に取れて良かった」。海外遠征で世界トップ選手との試合を通じ「競った時も、さらに思い切りやろうという気持ちが持てている」と経験の差を生かした。5日の準決勝では12年ロンドン五輪代表のベテラン・佐藤冴香(ヨネックス)と対戦する。

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2015年12月5日のニュース