小田「策士がわなにおぼれた」最終組避けるつもりが…

[ 2015年12月5日 05:30 ]

18番、ホールアウトし笑顔の小田(右)

男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ第2日

(12月4日 東京都稲城市・東京よみうりカントリークラブ=7023ヤード、パー70)
 小田は広がる笑みを抑えられなかった。「策士でしょ?」。イーブンパーと耐え、通算4アンダーでホールアウト。男子ツアーでは同スコアで並ぶと先にスコアカードを提出した方が後ろの組になる。4アンダーに石川、藤本、黄重坤がいると思い込んでいた小田は、それを利用して黄重坤の後にカードを提出した。

 だが、藤本が3アンダーであることを聞かされると「うそでしょ!」と仰天。9月のANAオープンでは首位で迎えた最終日に崩れて石川に優勝を奪われており「最近ずっと遼に負けていたから1つ前で静かに回ろうと思ったのに。策士がわなにおぼれた」とうなだれた。だが、昨年賞金王は気持ちの切り替えが早い。「それはそれで頑張る」と気合を入れ直した。

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2015年12月5日のニュース