リオ五輪で金14個「ぜひクリアしたい」 高田総監督が意気込み

[ 2015年12月2日 19:49 ]

 来年のリオデジャネイロ五輪で日本選手団総監督を務める日本オリンピック委員会(JOC)の高田裕司理事は2日、同五輪で目標とする金メダル14個の獲得は「かなりハードルは高い」との認識を示した上で「ぜひクリアし、2020年東京五輪につなげたい」と意気込みを述べた。各競技の強化担当者らを集めたコーチ会議で語った。

 日本は12年ロンドン五輪が金7個で、倍増を目指す。高田氏は今年の各競技の世界選手権で日本勢が五輪実施種目で計18個の金メダルを獲得したことを紹介しつつも「五輪はそんな甘くない」と指摘した。南米初の五輪に備え、長距離移動や安全対策にも万全を期すよう求めた。

 リオ五輪選手団団長となる橋本聖子選手強化本部長は、10月のスポーツ庁の設置に触れ「スポーツ界がいつまでも国に上から目線で見られるような状況ではなく、私たちがもっと努力をして国が認めるような団体になっていくことが必要」と組織力の強化を訴えた。

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2015年12月2日のニュース