ティンバーウルブス 7連勝中のホークス撃破、ウィギンス33得点

[ 2015年11月10日 17:01 ]

自己最多の33得点をマークしたティンバーウルブスのウィギンス(AP)

 NBAは9日に各地で7試合を行い、昨季リーグ全体で最下位(16勝66敗)に沈んだティンバーウルブスは、敵地アトランタで7連勝中だったホークスを117―107(前半72―42)で下して4勝2敗。勝ち星はすべてロードで挙げたもので、ジャズと並んで西地区ノースウエストの首位に再浮上した。

 昨季の新人王、アンドリュー・ウィギンス(20)は自己最多の33得点をマーク。ウィギンスは7日のブルズ戦でも31得点を稼いでおり初めて2試合連続で30得点を突破した。

 ただし第3Qの序盤で最大34点をリードしながら、第4Qの残り3分26秒に106―107と逆転されるまさかの展開。しかしここからウィギンスが連続7得点を挙げて再逆転に成功した。

 東地区サウスイースト首位のホークスは7勝2敗。勝っていればレギュラーシーズンでの最大点差逆転記録に並んでいたが、あと一歩届かなかった。

 王者ウォリアーズは地元オークランドでピストンズを109―95(前半55―46)で退けて8戦全勝。得点部門で1位(32・4)になっているステファン・カリー(27)は今季自己最少の22得点に終わったが、本拠をフィラデルフィアに置いていた60年シーズンにマークした開幕連勝記録にあと「1」と迫った。敗れたピストンズは5勝2敗。8日のトレイルブレイザーズ戦で自己最多の40得点をマークしたレジー・ジャクソン(25)は20得点に終わった。

 クリッパーズは地元ロサンゼルスでグリズリーズに94―92(前半46―46)で競り勝って5勝2敗。16得点のJ・J・レディック(31)が残り55秒から6得点を集中させて勝利に貢献した。グリズリーズは3連敗で3勝5敗。91―93で迎えた第4Qの残り3・5秒、マーク・ガソル(30)は1本目のフリースローを決めて1点差としたが、2本目を外して同点機を逃した。

 <その他の結果>ペイサーズ(4勝4敗)97―84マジック(3勝5敗)、ブルズ(5勝3敗)111―88 76ers(7敗)、ナゲッツ(3勝4敗)108―104トレイルブレイザーズ(4勝4敗)、スパーズ(5勝2敗)106―88キングス(1勝7敗)

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