伊之助2場所連続差し違えで進退伺も…理事長慰留

[ 2015年11月10日 20:51 ]

 大相撲九州場所3日目の10日、立行司の第40代式守伊之助は結びの日馬富士―碧山で軍配を差し違え、打ち出し後に日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)に口頭で進退伺をした。同理事長からは「際どい相撲だったが、しっかりと見るように」と慰留を受けた。

 伊之助は先場所10日目にも結びの鶴竜―妙義龍で軍配差し違えをした。相撲協会広報部に残る資料では、伊之助の2場所連続差し違えは第33代による2004年初、春場所以来。第29代は1997年夏場所から3場所続けて4度の失態を犯し、3日間の出場停止処分を受けている。

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2015年11月10日のニュース