中３・池江、躍動３冠！中学新連発「つなげていきたい」

女子１００メートル自由形決勝、54秒14で優勝した池江

競泳のＷ杯東京大会最終日

（10月29日 東京・辰巳国際水泳場）
　東京・小岩四中３年の池江璃花子（１５＝ルネサンス亀戸）は女子５０メートルバタフライと女子１００メートル自由形を制して今大会３冠を飾った。

　池江がこの日も躍動した。１００メートルバタフライで日本記録を樹立した前日に続き、１００メートル自由形で日本トップの内田をかわして５４秒１４の中学新で優勝すると、５０メートルバタフライでも２６秒１７の中学新を更新して今大会３冠目。「高い目標を持ってレースに挑んだのが良かったと思う」と笑顔を見せた。１００メートルバタフライで、個人での五輪出場を視界に捉える中、１００メートル自由形も射程に入れ「これをステップに今後つなげていきたい」と見据えた。
　
　【女子】
　▽１００メートル自由形　（１）池江璃花子（ルネサンス亀戸）５４秒１４＝中学新（２）内田美希（東洋大）５４秒２４（７）青木智美（アリーナつきみ野ＳＣ）５５秒４８（８）山口美咲（イトマンＳＳ）５６秒０７

　▽５０メートルバタフライ　（１）池江璃花子（ルネサンス亀戸）２６秒１７＝中学新（２）内田美希（東洋大）２６秒２３（４）福田智代（コナミスポーツク）２６秒９４（５）細田梨乃（コナミスポーツク）２７秒３０（８）小林明日香（茗水会）２７秒５８