3回戦敗退の石田智嗣 昨年王者に脱帽「全部において自分より上」

[ 2015年9月11日 10:50 ]

 レスリングのリオデジャネイロ五輪出場枠を懸けた世界選手権第4日は10日、米ラスベガスで男女の計5階級を行い、男子フリースタイル65キロ級では石田智嗣(警視庁)が3回戦で昨年の王者ソスラン・ラモノフ(ロシア)に0―8で判定負けした。

 石田は、昨年覇者ラモノフとの3回戦で防戦一方となった。第1ピリオドに低いタックルを決められ、アンクルホールドなどで6失点。第2ピリオドは食い下がったが、無得点に終わった。「身体能力、手足の長さ、スタミナ、スピード、全部において自分より上」と脱帽した。

 ロンドン五輪66キロ級を制した米満の後継者として期待が高い。「世界の頂点に立つには、まだまだやらなければならないことが多い」と巻き返しを誓った。(共同)

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2015年9月11日のニュース