錦織、71分完勝!開始時間遅れも「いいところで集中できた」

[ 2015年8月13日 04:50 ]

パブロ・アンドゥハールを下し、3回戦に進出した錦織圭(AP=カナディアン・プレス提供)

ロジャーズ杯 男子シングルス2回戦 錦織圭 6―3、6―3 パブロ・アンドゥハール

(8月12日 モントリオール)
 世界ランキング4位の第4シード・錦織が初戦の2回戦で同48位のアンドゥハールを6―3、6―3のストレート、試合時間1時間11分で退け3回戦に駒を進めた。

 降雨の影響でコート整備に時間を要し、開始時間が約1時間半遅れた試合。「少し嫌な待ち時間でしたね。あと10分、あと10分というのが3、4回あって、ウオームアップも3、4回続けてやっていたので、結構入りが難しかった」と錦織。それでも「風もある中で、うまく対処できたかなと思います」と快勝に安どの表情を浮かべた。

 第1セット第1ゲームからブレーク発進。とはいえ「出だしはそんなに良くなかった」と振り返った。「ブレークはできていましたけど、ミスもお互いにある中で、なかなかリズムのつかみづらい入りだった。ブレークバックされて、やっと集中力が戻ったような感じだった」。

 第4ゲームでダブルフォルトからブレークバックを許した。だが、その言葉通り、自身のサービスである第6ゲームから、第2セットの第3ゲームまで7ゲーム連取。試合の主導権を握り続けた。

 結果的には圧巻のストレート勝ち。「特に大事なポイントですごくいいサーブだったり、いいところで集中できたかなという印象はあります。ストロークもだんだん良くなってきた」と錦織。手応えをつかみつつも「風が思ったよりも強くて、回転しているような、すごくやりづらい中での試合だったので、今週ずっと考えながらやっていかないといけないと思う」と13日(日本時間14日)の3回戦に警戒感を強めていた。

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