フェンシング大分の国体予選で機器不正操作か?高校教諭を追放

[ 2015年8月13日 05:30 ]

 大分県フェンシング協会は12日、国体県予選の一部試合で判定機器を不正操作した疑いがあるとして、大会運営担当の40代の男性高校教諭を無期限の追放処分にしたと明らかにした。フェンシングは選手が金属製ジャケットを着用し、サーベル(剣)が相手の胴体などに当たると電気が流れてポイントを判定する仕組み。

 協会によると、問題があったのは6月20日に大分市で開かれた国体予選の少年男子の部(中学3年~高校3年)の一部試合。教諭は本来必要のない銅線2本を、判定機器と選手を結ぶコードにつないで電流を乱し、特定選手のポイント判定を操作しようとした疑いが持たれている。

続きを表示

2015年8月13日のニュース