錦織、ストレート勝ちで初戦突破!マスターズ初Vへ好発進

[ 2015年8月13日 04:17 ]

パブロ・アンドゥハールを下し、3回戦に進出した錦織圭(AP=カナディアン・プレス提供)
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 テニスのロジャーズ杯は12日(日本時間13日)にモントリオールで行われ、男子シングルスで世界ランキング4位の第4シード・錦織圭(25=日清食品)は、初戦となる2回戦で世界ランキング48位のパブロ・アンドゥハール(29=スペイン)と対戦。6―3、6―3で下し、順当に3回戦進出を決めた。試合時間は1時間11分だった。

 アンドゥハールとの対戦成績は3勝1敗。昨年の全米オープン2回戦では6-4、6-1と2セットを奪ったところで相手が棄権し勝利、今年のバルセロナ・オープン決勝では6-4、6-4で下し2連勝中の相手に、この日も力の差を見せつけた。

 試合開始前に降った雨の影響で開始時間が1時間以上遅れたが、今の錦織には関係なかった。第1セットは第1ゲームでいきなりブレーク。第4ゲームでダブルフォルトからブレークバックを許したが、第7ゲームで再びブレークに成功。5―3で迎えた第9ゲームもブレークし第1セットを奪った。

 第2セットに入るとさらに勢いが加速。第2ゲームで0―30から4連続ポイントでブレークして先手を奪うと、第1セットの第6ゲームから7ゲーム連取で3―0とリード。第5ゲームで相手にブレークチャンスを握られたが、落ち着いてポイントを連取しキープ。要所でサーブも決まり6―3で勝利をものにした。

 先週のシティ・オープン(米ワシントン)で今季ツアー3勝目を挙げた錦織。今大会は世界1位のジョコビッチ(セルビア)らトップ選手のほとんどが出場しているマスターズと呼ばれるシリーズ。昨年は右足親指のケガで欠場したが、初のマスターズ制覇に向けて最高のスタートを切った。

 3回戦は第13シードのダビド・ゴフィン(24=ベルギー)とサム・クエリー(27=米国)の勝者と対戦する。3回戦は13日(日本時間14日)に行われる。

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