松山、イーブンで日本勢最高26位発進 遼は出遅れ98位

[ 2015年6月19日 13:10 ]

全米オープン第1日、6番ホールの松山のティーショット(AP)

 ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権は18日、ワシントン州ユニバーシティープレースのチェンバーズベイ(7526ヤード、パー70)で開幕、日本男子初のメジャー制覇が期待される松山英樹(23=LEXUS)は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70、イーブンで26位につけた。

 インスタートの松山は11番で第2打をピン奥5メートルにつけると、これを沈めてバーディー。16番でもバーディーを奪い、前半を2アンダーで折り返したが、後半の4番でパーパットを外しボギー。直後の5番でバーディーを奪ったものの、7番で痛恨のダブルボギーを叩き、スコアをスコアを落とした。

 初出場の川村昌弘(21=マクロミル)は3バーディー、3ボギーの70で松山と並んで26位、藤田寛之(46=葛城城GC)は1イーグル、2バーディー、6ボギーと出入りの激しいゴルフで2オーバーの52位、薗田峻輔(25=フリー)は8オーバーで141位と出遅れた。石川遼(23=CASIO)は1バーディー、5ボギーの74で4オーバーの98位スタートとなった。

 ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)とダスティン・ジョンソン(米国)が65の5アンダーで首位発進。ウッズは全米オープンでの自己ワーストとなる80を叩き、156選手中152位と大きく出遅れた。

 ▼松山英樹の話 ダブルボギーにした7番のティーショットは良かったので、もったいなかった。ボギーにしたところもショットは悪くなかった。集中力を切らさずできたし、良いパーセーブもあった。今日みたいなプレーをして、ミスを少なくしていければチャンスはある。

 ▼川村昌弘の話 パープレーは相当いいスコア。初のメジャーでも普段以上には緊張せずやれた。ギャラリーが多く、コースも好きなタイプなので楽しかった。2日目も一打、一打に集中するだけ。

 ▼薗田峻輔の話 ダブルボギーも3パットもない。パーパットが紙一重で入らないことが多かった。堂々と平常心ではできたが、グリーンのコンディションをとらえきれず、スコアがついてこなかった。

 ▼藤田寛之の話 精いっぱいの出来で、悪いスコアとは思わない。全米でのイーグルは記憶にない。ギャラリーのいい反応を生み出せてうれしい。2日目もボギーをいかに打たないか考えてやるだけ。

 ▼石川遼の話 チャンスを多くつくれなかったのが反省点。少ない好機も決められなかった。1打で大きく順位が変わるので、第2ラウンドをイーブンパーでプレーできたら予選通過の可能性がある。諦めず頑張る。

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