錦織８強　ストレート勝ちに満足感「すごくいい感触だった」

ゲリー・ウェバー・オープン男子２回戦でブラウンにストレート勝ちした錦織（ＡＰ）
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男子テニス　ゲリー・ウェバー・オープン男子シングルス２回戦

（6月18日 ドイツ・ハレ）
　世界ランキング１１４位ながら昨年の大会でラファエル・ナダル（スペイン）を破った“曲者”ダスティン・ブラウン（３０＝ドイツ）に７―５、６―１でストレート勝ち。２年連続８強入りを決めた錦織圭（２５＝日清食品）は「自分にとってはすごくいい試合だった」と満足そうに振り返った。

　芝コートでのシーズン初戦。ウィンブルドン（２９日開幕、英国）の前哨戦だが、序盤はブラウンのサービスに対し、タイミングが合っていない部分もあった。それでも要所で好レシーブが決まり、５本のエースを決めるなどサービスも好調。第１セットは第１１ゲームで初ブレークに成功して７―５でものにすると、第２セットは６―１と圧倒した。

　「リターンが素晴らしかった。サーブもとても良かった」と自賛。「コートの上ですごくいい感触だった」と芝のコートに慣れてきたようで、世界５１位のイエジ・ヤノビチ（２４＝ポーランド）と対戦する準々決勝に向け、自信を深めていた。