富樫、米挑戦1年目を総括「経験としてつなげたい」

[ 2015年4月4日 14:37 ]

 米プロバスケットボールのNBA入りを目指し、下部Dリーグのテキサスに所属する富樫勇樹(21)が3日、挑戦1年目について「成功したとは言えないが、こういう道は通らなければいけないと思う。一つの経験としてつなげていければ」と総括した。

 チームは4日がレギュラーシーズン最終戦。富樫は2月下旬に左足首を故障するまで25試合に出場し、1試合当たり約8分間のプレーで平均2得点、1アシストの成績。167センチの体で場内を沸かせる場面もあり「出たときはそれなりの活躍ができている。自信を持ってやればできるかなと思う」と言う。まだ走れないものの、筋力強化などのリハビリを地道に続けている。

 ブレークリー副ゼネラルマネジャーは「来季も残ってほしいと代理人に既に伝えた」と話した。富樫は「来季について何も考えていない。いろんなところに挑戦して(いければ)。オプションが一つでも増えることはありがたい」と語った。(共同)

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