バスケ制裁解除前進 川淵氏「うれしい」新リーグ申請に24チーム

[ 2015年4月4日 05:30 ]

「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」の設立が発表され、記念写真に納まる申請チームの関係者

 国内男子バスケットボールのターキッシュエアラインズbjリーグとナショナルリーグを統合し、来年10月に開幕する新リーグの参加申し込みが都内で行われ全47チームのうち24チームが申請。

 締め切りは今月末まで。リーグ改革を進めるタスクフォース(特別チーム)の川淵三郎チェアマンは「(受け付け)初日にこれだけ多くの皆さんが参加してくれてうれしい」と満足感を漂わせた。

 特別チームの境田正樹弁護士によると、そのほか18チームが申請の準備を進めているという。残り5チームについては「音沙汰ない」とし「(5000人収容のホームアリーナなど参加条件に)ついていけないチームもある」と見解を示した。

 国内バスケットボールは2つのリーグを統合できず、昨年11月に国際連盟(FIBA)から国際試合の出場停止処分を科されたが、仮に「音沙汰ない」5チームが不参加だったとしても、「FIBAは(制裁を)解除すると思う」(境田氏)と前向きに語った。

 この日は新リーグを運営するジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグの設立記念式典も行われ、川淵三郎チェアマンが理事長に就任した。

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2015年4月4日のニュース