“院生横綱”日馬富士 法大大学院を1年間休学「相撲に集中する」

[ 2015年4月4日 05:30 ]

靖国神社の拝殿前で土俵入りを披露する日馬富士

 大相撲の横綱・日馬富士(30)が昨年4月に入学した法大大学院を1年間休学する方針であることを明かした。

 東京・靖国神社での奉納大相撲で「1年間休もうと思っている。もともと4年(で卒業する)希望でやっている。勉強はいつでもできるし、まずはしっかり相撲に集中する」と説明した。

 角界史上初の“院生横綱”として政策創造研究科・岡本義行教授の「地域産業プログラムゼミ」に参加していたが、年3度の地方場所や全国各地での巡業もあり「なかなかついていけない。遅れて遅れて、となると無理してしまうから」と現状を明かした。

 何よりも13年九州場所を最後に約1年半も優勝から遠ざかっている状況。「みんなが進んでいくのが悔しい」と学友に後れを取ることに無念さを抱いているが、結果が出るまではしばらく本業に専念する。

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2015年4月4日のニュース