白井が日体大入学式出席 願掛け頼らずリオ五輪へ突き進む

[ 2015年4月4日 05:30 ]

餅つきをする白井(左手前)と高梨(右手前)を見守る(奥左から)村上、鳴門親方、具志堅幸司体育学部長、田中理恵助教

 体操の13年世界選手権男子床運動の金メダリスト・白井健三(18)が3日、東京都内で日体大の入学式に出席し、その後は神奈川県横浜市内の同大体操場で練習を公開した。

 全体練習は午後6時までだったが、白井はいきなり30分の居残り練習を敢行。「高校までは決まった時間に終わっていたけど、今は時間を気にせずできる」と筋力トレーニングなどを追加して精力的に汗を流した。

 先月12日に入寮し、1年生の白井を含め各学年1人ずつ計4人が同じ部屋で共同生活する。1年生に課せられるのは夕食用の米を炊くこと。「究極のお米を炊きます。ボタン1つですけど」と気合を入れる。

 入学式では三越伊勢丹から大学に寄贈されたライオン像にまたがり、写真に納まった。またがると願いがかなうと言われているが、「何も願わなかったです」と苦笑い。

 “ひねり王子”は願掛けに頼らず、10月の世界選手権(英国グラスゴー)、来年のリオデジャネイロ五輪へ歩を進める。

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2015年4月4日のニュース