マスターズ初戦前に錦織「集中してプレーしたい」

[ 2015年3月12日 10:24 ]

テニスのBNPパリバ・オープンの大会会場で、記者の質問に答える錦織圭

 男子テニスでは四大大会に次いで格付けが高いマスターズ大会の今季初戦、BNPパリバ・オープンに第5シードで臨む錦織圭(日清食品)が11日、会場の米カリフォルニア州インディアンウェルズで記者会見し「自分のテニスが向上しているのを感じている」と自信を示した。

 年間9大会あるマスターズ大会で、世界ランキング5位の錦織は優勝した経験がない。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)やロジャー・フェデラー(スイス)ら「ビッグ4」に実績で近づくには欠かせないタイトルでもあり「この大会はとても重要だと思っている。集中してプレーしたい」と気合を入れている。

 8日に終了した国別対抗戦のデ杯で日本はカナダに敵地で敗れたものの、錦織はミロシュ・ラオニッチとのエース対決に勝つなど2勝。「集中できているのと体が強くなったのが好調の要因」と手応えを口にした。

 錦織は14日(日本時間15日)か15日(同16日)に予定される2回戦から登場する。順当に勝ち進めば準々決勝で第4シードのアンディ・マリー(英国)、準決勝で第1シードのジョコビッチと当たる。(共同)

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2015年3月12日のニュース