福原 3カ月ぶり実戦「3・11」ユニで「明るいニュース届ける」

[ 2015年3月12日 05:30 ]

卓球女子の福原愛はアジア杯が3カ月ぶりの実戦になる

 卓球女子の福原愛(26=ANA)がアジア杯(13日開幕、インド・ジャイプル)に向けて成田空港から出発した。昨年12月に腰椎椎間関節障害で全治3週間と診断され1月の全日本選手権を欠場。1月中旬に打球練習を開始したが、2月の中東遠征は邦人人質事件の影響で派遣中止となり約3カ月ぶりの実戦復帰となる。

 「練習だけというのは生き地獄。コートに戻ることができてうれしい」と笑顔。リハビリでは腰痛の再発防止のため体幹を強化し「腹筋が割れてきた。目指すはナインパック!!」と筋力アップへの手応えも得た。

 日本代表のユニホームには東日本大震災の復興支援として「WASURENAI3・11」のメッセージが入っている。仙台出身の福原は「まだ仮設住宅での生活を強いられている方もいる。明るいニュースを届けられるように頑張りたい」と力を込めた。

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2015年3月12日のニュース