ジャンプ伊藤 スキーケースを寝袋に…飛行機欠航、ドタバタ出国

[ 2015年3月12日 05:30 ]

報道陣の質問に答える伊藤

 ノルディックスキー・ジャンプ女子の世界選手権銀メダリストの伊藤有希(20=土屋ホーム)が思わぬサバイバル生活を明かした。前日に新千歳空港から成田空港に向かう便が降雪のため欠航。午後2時には空港に到着したが、周囲のホテルは既に満室だったため空港で一夜を過ごした。寝袋代わりに「広場みたいなところでスキーケースに入っていた」。

 その後、空港内の部屋が開放され「会議室みたいなところで毛布ももらえた」と一般の人と雑魚寝で朝を迎えた。海外では丸1日空港で過ごすこともあると言い「トラブルはいつものこと。これぐらいで疲れていてはシーズンは戦えない」とたくましいところを見せた。

 11日の朝の振り替え便も到着が遅れ、成田空港ではドタバタ出国。それでも初優勝を狙うW杯最終戦(13日、ノルウェー・オスロ)に向けて「自分のやることに集中したい」と平然としていた。

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2015年3月12日のニュース