錦織 激闘下し2勝2敗に「自分の役目を果たせたのがうれしい」

[ 2015年3月9日 08:28 ]

ラオニッチと対戦した錦織(AP)
Photo By スポニチ

デ杯ワールドグループ1回戦 錦織3―6、6―3、6―4、2―6、6―4ラオニッチ

(3月8日 バンクーバー)
 カナダのラオニッチとのエース対決を制し、2勝2敗のタイとした錦織は「まずは自分の役目を果たせたのがうれしい。対戦前から、自分の2勝がないと勝てないと思っていたので、誇りに思う」と笑顔で語った。

 第1セットを3―6で落としながらも第2セットを6―3、第3セットを6―4で逆転。だが、第4セットを2―6で落として最終セットへ。最終セットは、1―1からの第3セットをブレークしたが、第6ゲームを今度はブレークされるという展開。だが、4―4からの第9ゲームをブレークし、次のサービスゲームをきっちりものにして試合を決めた。

 錦織は「ラオニッチのファーストサーブはどうしようもないので、セカンドサーブでプレッシャーをかけることを心掛けた。以前より自信を持って返すことができた」と語った。3―3とされた時には「メンタル面で落ちそうになった」というが「力を振り絞れた」そう語りながらも表情には自信が満ち溢れていた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年3月9日のニュース