前田確実、田中濃厚 ラスト1枠は伊藤有利…世界選代表選考

[ 2015年3月9日 07:20 ]

2時間24分42秒で4位の伊藤舞

名古屋ウィメンズマラソン

(3月8日 ナゴヤドーム発着)
 世界選手権の枠は3で、今大会で日本歴代8位の好記録をマークした前田は代表入りが確実だ。昨年11月の横浜国際を制した田中も、タイムは平凡だったが優勝という結果が評価されて選出されることが濃厚。残り1枠を1月の大阪国際で日本人トップだった重友と、今大会で日本人2位ながら田中も重友も上回る自己ベストで駆けた伊藤が争う。

 日本陸連の酒井強化副委員長は選考について「何とも言えない。(伊藤は)ノミネートされたということ」と話すにとどめたが、武冨・女子マラソン部長は「各大会を精査するが(伊藤の)自己ベストは高い評価」とした。ハイペースの中で最後まで粘った伊藤が、大阪国際の終盤に失速した重友よりも選出される可能性が高い。

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2015年3月9日のニュース