錦織が世界5位後退 4位浮上のマリーと10ポイント差

[ 2015年3月9日 14:50 ]

ラオニッチと対戦した錦織(AP)
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 男子テニスの9日付世界ランキングが発表され、錦織圭(25=日清食品)が前回の4位から5位に後退した。

 1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、2位のロジャー・フェデラー(スイス)、3位のラファエル・ナダル(スペイン)は変わらず。国別対抗戦のデ杯ワールドグループ1回戦で米国を相手に2勝したアンディ・マリー(英国)が4位に浮上した。錦織もカナダ戦で2勝したもののポイントの上積みがなく、わずか10点差で逆転された。6位には、この日デ杯ワールドグループ1回戦で対戦したミロシュ・ラオニッチ(24)が付けている。

 日本勢では、添田豪(GODAITC)は二つ上がって84位、伊藤竜馬(北日本物産)が二つ下がって87位になった。

◆男子テニス世界ランキング上位選手とポイント◆
1 ジョコビッチ 13205点
2 フェデラー 9205点
3 ナダル 5675点
4 A・マリー 5425点
5 錦織 5415点
6 ラオニッチ 4980点

 ▼テニス世界ランキング 1年間の成績をコンピューターで集計し、毎週月曜日に発表される。男子は1973年、女子は75年から導入された。男子は原則的に出場18大会の合計ポイントで決まる。前年末時点で30位以内の選手は四大大会に加え、格付けが高いマスターズ大会が年間9大会中8大会、その他の6大会の成績が換算される。現在の制度前は識者が順位を付け、33年に男子の佐藤次郎が最高の3位を記録した。21年には清水善造が4位。26年に原田武一、38年に山岸二郎がそれぞれ7位となった。

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2015年3月9日のニュース