白鵬 審判部批判発言に初言及「考え伝えた」視線は春場所へ

[ 2015年2月23日 10:58 ]

春場所番付表を前に会見する白鵬

 日本相撲協会は23日、大相撲の春場所(3月8日初日、大阪市ボディメーカーコロシアム)の新番付を発表し、34度目の優勝を狙う東横綱の白鵬(29)は大阪府堺市の宮城野部屋宿舎で会見した。

 1月の初場所で大鵬を越える33度目の優勝を果たした達成感について「多少はある」と話した上で「これからじゃないかと思います」と抱負を述べた。初場所千秋楽翌日の一夜明け会見で審判部を批判したことについて問われると「何とも言えないところがありますけど。まあ、頑張ります」と報道各社が集まった公の場で初めて言及。続けて「それぞれ自分たちの考え、思いがありますから。自分の考えだけ伝えましたから」と説明した。春場所へ気持ちが切り替わっているかどうかについては「それしかないです」と既に前を向いていた。

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