日本、混合団体で銅メダル 葛西「悔しい気持ちの方が強い」

[ 2015年2月23日 06:33 ]

竹内拓の1回目のジャンプ

 ノルディックスキーの世界選手権第5日は22日(日本時間23日未明)、スウェーデンのファルンでジャンプ混合団体が行われ、前回優勝の日本は合計888・3点で3位に終わり、2連覇は果たせなかった。

 男女各2人の4人で争う競技。最年長42歳の葛西紀明(42=土屋ホーム)は2本とも飛距離を伸ばせず「攻めのジャンプができなかった。(メダルを)取れてよかったが、金メダルを取れなくて悔しい気持ちの方が強い」と悔しがった。好ジャンプを2本そろえた竹内択(27=北野建設)も「(2連覇が)できるメンバーだったし、できなかったのは悔しい」と話し、銅メダルは「最低限のメダル」とした。

 女子の高梨沙羅(18=クラレ)は「まずまずのジャンプができたのでそれは良かった。変えていかないといけないところがたくさんある。先輩のおかげでメダルが取れてよかった」と明るい表情。一方、個人戦で銀メダルを獲得した伊藤有希(20=土屋ホーム)は「前回よりはいい状態で試合に臨めたが、私のせいでメダルの色が変わってしまったのがすごく残念」と連覇を逃した責任を背負い込んでいた。

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2015年2月23日のニュース